結婚指輪は、夫婦が結婚した証としての特別な存在になります。だからこそ、意味を持たせたメッセージを刻印したいですよね。
今回は、そんな結婚指輪に入れる刻印メッセージに関する情報やアイディアをご紹介します。是非参考にしてみてください。
刻印とは?
結婚指輪における刻印とは、主に指輪の内側に入れるメッセージのこと意味します。デザインによっては、指輪の側面や外面に入れる場合もあります。
刻印の種類
刻印は大きく分けて、打刻印とレーザー刻印の2種類んに分けられます。
打刻印
打刻印は専用のポンチを使って、手打ちで文字を打っていく刻印のことで、主にローマ字の大文字と数字がメインとなります。選べるフォントや文字に限りがありますが、職人が手打ちした温かみが感じられる魅力があります。
レーザー刻印
レーザー刻印は、機械を使って指輪にレーザー照射を行い、光の熱で金属の表面を蒸発させる刻印のことです。機械を使用して印字するので、小さな文字も綺麗にかつ正確に言う入れることができます。レーザーのデータさえあれば、選べるフォントに限りはありません。筆記体や活字体はもちろん、日本語も入れることができます。その他にも、手描きのイラストなどもデータ化し入れるところも特徴的です。
刻印の内容にはルールはあるの?
結論から言うと、刻印の内容にルールはございません。名前、日付、メッセージを好きに選んで、ふたりの納得のいく内容を選べます。何を入れていいか分からないという方のために、下記で分かりやすく説明いたします。
定番の刻印は名前と入籍日!
先輩カップルの方が入れた刻印の中でも、最も多い内容が「入籍日&ふたりの名前」です。
結婚指輪だからこそ、ふたりが夫婦として歩み始めた「結婚記念日」、すなわち入籍日が選ばれる理由は言うまでもありませね。また、記念日をよく忘れてしまいがちの方には、入籍日を指輪に入れておくことで、消えることのないメモとしての役割も果たすと支持されています。
入籍日を入れる時のおすすめ
入籍日は西暦で入れておくと、後になって刻印を見て結婚何年目か確認しやすいと言われてます。年号に思入れがある場合は特別ですが、年号の場合変わってしまうと計算しづらいのがネックとなるようです。
定番の刻印事例をご紹介
名前の場合は、主にふたりの下の前をフルに入れるパターンと、イニシャルのみを入れるパターンの2つに別れます。
「イニシャルのみ」か「ファーストネームをフル」の使い分けは、ふたりのお好みで選んで大丈夫です。例えば、ふたりの名前をしっかりと入れたい場合はフルで、コンパクトにスッキリ収めたいという場合はイニシャルという感覚で選ぶのも良いでしょう。
名前の刻印事例
&の場合
Haruto & Yui
ハルトとユイ
toの場合
Haruto to Yui
ハルトからユイへ(旦那様から奥様へ)
Yui to Haruto
ユイからハルトへ(奥様から旦那様へ)
withの場合
Haruto wiht Yui
ハルトとユイは一緒
fromの場合
from Haruto
ハルトから(旦那様から奥様へ)
from Yui
ユイから(奥様から旦那様へ)
その他の記号
表記:Haruto ♡ Yui
表記:Haruto × Yui
記念日の刻印事例
西暦
- 2019.11.22
- 2019年11月22日
年号
- R1.11.22
- 令和元年11月22日
- 令和元年十一月二十二日
アメリカ表記
・November.11th.2019
・Nov.11.2019(略)
メッセージでさらなる意味を!
ふたりの名前の他にも、素敵なメッセージを入れれば特別感がグッと増して、指輪に愛着がわきます。
英語のメッセージ
普段は恥ずかしくて言葉にできない想いも、英語のメッセージなら伝えられるかもしれません。
英語を使ったメッセージ
Wihtを使った事例
- With love(愛を込めて)
- Wiht you(あなたと一緒)
- Stay with me(一緒にいて)
- Always with you(いつもあなたと一緒に)
Heartoを使った事例
- Heart to heart(心を込めて)
- Sweet heart(愛する人)
Loveを使った事例
- With love(愛を込めて)
- Forever love(永遠の愛)
- Pure love(純粋の愛)
- Love(愛)
日本語を使ったメッセージ
なんだか日本語は少し恥ずかしいと思われがちですが、指輪の内側なので普段は誰に見られることのない、ふたりだけのメッセージとして心温まります。また、馴染みのある日本語は読みやすく、素直な感じが魅力的です。
日本語の事例
- ずっと一緒
- 幸せになろうね
- いつも笑顔で
- つもありがとう
- 大切なあなたへ
手彫りの文字入れ
入れる言葉にもっと想いを込めたいという方には、手彫りがおすすめです。
カップルで指輪を製作することができる、「手作り結婚指輪」では自らの手で直接文字を掘ることも可能です。直筆が書いた文字は、個性が出るので愛着がわいてくるでしょう。
ただし、手彫りが可能なのは、ワックスを使用して指輪の原型を作る鋳造製法に限るのでご注意ください。
モチーフを入れた刻印
文字以外にも、ペットやお花な様々なモチーフのイラストもレーザー刻印で指輪に入れることができます。
紙に描いたイラストをお店に持ち込めば、職人の方がトレースしてデータ化してくれるので、イラストをデータにする心配もありません。
刻印は消えるの?
指輪の内側に入れた刻印は、基本的には日常生活で指につけているだけで消えることはありません。ただし、サイズ直しや硬いモノに触れてしまうと削れて薄くなってしまう場合があります。硬いものに触れる場面としては、金属製のチェーンに指輪を通して、ネックレスのように首から下げるようなことが挙げられます。
料金について
料金は、お店によって様々です。例えば、結婚指輪の購入特典で無料で入れてくるパターンや、文字数によって料金が決まるパターなどお店ごとに異なります。ご成約前に、一度確認しておくことをおすすめします。
文字数について
平均的なサイズで、入れることのできる文字数は20〜25文字程です。サイズによっては25文字以上も可能ですが、あまり多すぎると万が一のためのサイズ直しが行える余白が残せなるなる場合があるので、デザインが確定した上でお店のスタッフの方にご相談してみるのが良いでしょう。