指輪作りなどに登場する用語「ワックス」についれ解説します。

ワックスとは

ワックスとは、指輪などのジュエリー製造で用いられロストワックス製法の原型作りの材料です。ロウソクのロウとほぼ同じ素材で作られいるので、簡単に切ったり削ったりして成形することができます。

種類について

ワックスの種類には用途に応じて固めのハードや柔らかいソフトなどあります。

ハードワックス

ハートワックスは固く丈夫なので、エッジの効いたデザインや細かなデザインに向いています。その為、結婚指輪の製作では、このハードワックスがオススメします。

ソフトワックス

ソフトワックスは柔らかく柔軟性にすぐれているので、形が崩れずらくデリケートな立体的造形物の成形に適してきます。

形状タイプについて

ワックスのタイプは大きく分けてブロック状、板状、チューブ状の3つに分類できます。指輪の原型製中には主に、チューブ状のチューブワックスを使用します。

チューブワックスの形状について

穴が元々空いているワックス

元々空いていふ穴のサイズは8号なので、主にメンズ用のとして使用されます。

穴のないワックス

穴がないのでどんなサイズにも適用できます。

穴の位置がズレたワックス

穴の位置がズレているため、ワックスの片側に厚みが生まれます。指輪の表に高さのある、婚約指輪など作りたい時などに最適です。

片側が平らになったワックス

ワックスの片側が大きく突き出て平らになった形状をしていて、印台やファッション系のスカルリングなどに最適です。

まとめ

ワックス一つとっても、様々な種類や形状があります。その特徴を理解し、何を作るからに応じて使い分けることができれば、効率の良い原型作りに繋ぐことができるので、是非参考にしてみてください。