プラチナといえば、結婚指輪に持ちられる素材として、特に日本では不動の人気を誇ります。そんなプラチナの人気の秘訣や基礎的な知識を、この特集でご紹介させていただきます。

プラチナの特徴

プラチナを語る上で1番印象的な特徴は、なんといっても混じりっけのない白い輝きを放つ美しい姿です。その白さは、純粋な愛を連想できるため、結婚指輪としての相応しさを物語ります。

プラチナの魅力

プラチナの魅力は、その美しい見た目だけに止まらず、機能性としても非常に長けている所です。
その機能性は、一生モノとして購入される結婚指輪に、求める「いつまでも綺麗でいてほしい」という思いに優れた機能と言っても良いでしょう。

機能性

結婚指輪において嬉しいプラチナの代表的な機能性といえば、優れた耐食性と安定性と伸縮性です。
耐食性と安定性に優れているということは、日常生活で水回りのことをした後に、手入れをされなくても基本的には錆びたり変色したりすることはありません。また、伸縮性に優れているということは、サイズ直しにも適しているため、購入後の体型の変化などにも対応が可能です。
以上のような機能性と美しさにより、プラチナは結婚指輪に人気を博してきたと考えられます。

プラチナの種類

主に製品化されているプラチナの商品につきましては、Pt850、Pt900、Pt950、Pt999、の4つに分けることができます。
以上の数字の違いは、プラチナを1,000分率で例えた時の、プラチナと割金との割合を表したものです。
ちなみに、数字の前に付いている「Pt」というのは、プラチナの元素記号を表しています。
種類別プラチナの割合表
主に日本で商品化されているプラチナの商品には、Pt850、Pt900、Pt950、Pt999の
4種類に分けることができます。これらの数字は、プラチナと割金に使われている他の金属との合金の割合を表してます。

プラチナ(pt999) 割金(その他の金属)
Pt900 90% 10%
Pt950 95% 5%
Pt999 99.9% 0%

割金に使用される金属

現在では、主にプラチナの割金として使用されるのは、パラジウムとルテニウムです。金属アレルギーをお持ち方には、パラジウムではなくイリジウムを使用したプラチナをおすすめします。
パラジウム、ルテニウム、イリジウムはどちらも白金族金属という種類で、プラチナと同じく白いのが特徴です。

結婚指輪のプラチナデザイン紹介